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熊本県マイスター会会員をご紹介いたします。(調理(日本料理)職種)
調理(日本料理)
料亭やホテル、旅館などで活躍する日本料理の調理人を「板前」と呼びます。板前になるためには、長い年月の修業が必要となります。その中で先輩方より調理技術や伝統などの指導を頂きながら早く一人前になれるように日々精進することが必要となります。
小林 正博
(平成16年度認定)
私は、高校を中途退学して荒んだ生活の中、日本料理の最初の師匠との出会いが有り、料理人の道が始まりました。根拠のないスタートでしたが、月日が進むにつれ、興味が増して、今日まで来ました。途中辛い事も沢山あり、心が折れ諦めかけた事が何度もありましたが、周りの先輩方の人間性に感動や感謝の気持ちに支えられ今日に及んで居ります。
自分の作品に感激があったり、お客様に喜んで頂ける結果が、私を助けてくれました。料理は、形が残らない技術なので、心に残せるような作品を心掛けて作ります。たくさんの先輩に御指導いただき今日があり、今後は、後進に私の全てを伝えていき、今後の料理界の御役に立てる様に伝統、技術を伝えていくのが使命と考えております。
坂本 廣
(平成19年度認定)
私は、十六歳から日本料理の世界に入りましたが、決して強い熱意からの出発では、ありませんでした。
毎日の修行は、厳しく敬和しいものであり、何度も何度も挫け諦めかける日々でした。しかし、その度に先輩からの助言や励ましを頂き、又朋輩達との切磋琢磨によって、一つひとつ技術を身につけるという事の喜び、確かな手応えを感じられる様になって行きました。
この日々に積み重ねが、いつしか「この道しかない」という強い気持ちに変わり現在に至ります。
私をこの様に導いて下さった諸先輩方や朋輩達に感謝するばかりです。
日本料理は、繊細で美しく、豊かであり。今もって学び続ける途上でありますが、今後は、そのすべての伝統と技術を後進に伝え共に日本料理の裾野を広げて参りたいと思う所存でございます。
脇宮 盛久
(平成21年度認定)
私は、幼い時から鮮魚店を営んでおりました父親の背中を見て育ち、庖丁を持つ姿に憧れをもって、自分が食べる料理を作っている少年でした。この頃から料理人の道を目指していたのかもしれません。高校を卒業と同時に、大阪、熊本、八代、久留米で修業をしてまいりました。大勢の師匠と先輩から学んだ剥き物を得意とし、現場でも指導しております。
また、料理の仕来りや約束事を学び、少しは日本料理らしさを演出できるようになってきました。伝統を守りつつ、いかにして自らの仕事に取り入れるかを考えながら、勤務先の熊本ホテルキャッスルにて、もてなしの心を添えて料理を提供させていただくと共に、自らより一層技術・技能を磨き、お客様に安心と感動を与えられる技能を目指し、ここまで育てて頂いた諸先輩方の教えも借りながら、これからも後進の指導・育成にも努力していきたいと思います。
畦池 晶治
(平成22年度認定)
調理師又技能士の育成を目指し勉強会を毎月行っており、又先人の教えを伝えて行く事と共に精神鍛錬も学ぶために包丁式大草流の修行にも力を入れている。
那須 正美
(平成23年度認定)
私は、昭和42
年に地元の高校を卒業して、東京都栄養食料調理学校に進学、2年で卒業後、神奈川県、東京都で数々の師匠の元、修業させていただき、当時は好きな料理に携わって、すごく充実した日々と、心が折れ口惜しさと、苦痛に耐えた思い出が、懐かしく思えるこの頃です。
一つの自信をもって言えることは、続けてきて好かった。今の幸せを噛み締めております。
27歳の時縁が有り熊本に帰郷し先輩方、後輩に恵まれ今日まで、料理人として過ごしております。
熊本県日本調理技能士会の創立当時副会長として奮闘してまいりました。現在では、当会の相談役と技術顧問として若い調理士のみんなに囲まれ充実した後進の育成に参加しております。
江良 正幸
(平成25年度認定)
日本料理調理師として40 年の永きに亘り業務に精励し、単一等級技能士として10
年の実績があり、また技能五輪及び技能グランプリ等の県代表選手の技術指導など後継者の育成指導にも活発な活動を行っており、所属団体の役員も長年に亘りつとめ、活動を通じて業界の発展に貢
献しています。
現在は、その培った技能を更に探究するために、自ら料理店を経営する傍ら、小学校のものづくり教室や敬老の日に地元の老人ホームへ等の福祉施設への慰問などのボランティア活動にも積極的に取り組んでいる。
坂野 一久
(平成29年度認定)
坂野 一久準備中
林田 久矢
(平成30年度認定)
林田 久矢準備中