会員紹介ページ

 熊本県マイスター会会員をご紹介いたします。(塗装職種)

○米村 利男

○落合 三郎

○木下 顕

 

  

塗装

 塗装の目的は、物体の保護、美観、機能性の付与です。そのため、住宅からマンション、工場など多岐に渡り仕事をしております。色は人に与える影響が大きくなっておりますので、お客様と工事前の打合せが重要となっております。また、様々な色を扱い、綺麗な模様を表現することができます。

 

  

米村 利男

  (平成17年度認定)
私は、幼少のころから家業である塗装業に慣れ親しみ、父や共に働く職人たちの背中を見ながら、その熟練の技を学んでいきました。
 やっていて一番面白いことは、塗装という仕事は、仕上げの職種に入ります。塗り手の仕上がりがそのまま建物として残ることです。
 ものづくりの魅力は、「無いものをカタチにし、そして創造することであり、仕上一つで様々な表情を変えることができる。」ことだと考えています。
 この全技連マイスターに認定されてからも、驕ることなく日々技能に磨きをかけています。
 現在では、後継者育成のため熊本県建設仕上職業訓練校などにて、若手技能者を育成しております。この素晴らしい技能を絶やすことなく、後継に伝えることが、私の使命と感じています。

 

  

落合 三郎

 (平成21年度認定)
私の、塗装における得意分野は、建築物及びモニュメントなどをわざと古いものに見せるエイジング技法や、下地の柄合わせとか模様を描くアートデコレイティブペイントと言われる手法です。全国組織である(一社) 日本塗装工業会の技能委員として、長年 競技大会の運営にもかかわっておりますので、大会を 目指す若手技能者に、得意の技法を使って美術指導を行います。
夢は日本一の職人を一人でも多く育てること。今後とも熊本県だけでなく、九州全体の技能向上に向けて努力して行きたいと存じます。

 

  

木下 顕

 (平成26年度認定)
私は、自社が当初 橋などを塗装する鋼橋塗装を中心に事業展開してきた関係上、鋼構造物塗装を得意とし、南阿蘇鉄道の橋梁塗装や天草1号橋の改修など、熊本を代表する鋼橋物を手掛けてきました。業界においては、橋や水門・鉄塔などを施工する数少ない専門技術者として、常に新しい手法を取り入れながらも、個々の技能者の特性を生かした指導育成に努めており
ます。現在は、技術者の高齢化など多くの問題も抱えている業界ではありますが、信頼と実績を積み上げながら、未来に向け、技術向上への高い意識を持った技術者を、数多く輩出していきたいと思っております。